Badly Drawn Boy / Born In The UK
ミラー・ボールがチラチラ光っているスタジオ。
バックに小さなオーケスラがいて
ステージ衣装に身を包んだBDBにスポットが当たってる。
そんな、子供の頃に見た、歌謡ショウのような雰囲気が
このアルバムの曲になら、似合うかも知れない。
BDB独特のクセみたいなものが、意図的に薄められているから
逆にその「クセが大好き」な、私は、最初は
さらっとしすぎて、あれあれ、と思ううちに聴き終わってしまった。
でも、歌詞カードを読みながら、じっくり聴いてみたら。。。。
歌の意味と"歌声"がじーんと心に沁みてきた。
それぞれの曲は、とってもストレートだけど
オープニングで夏だったプールが、後半で冬に変わって
Walk You Tonightで泣いた後、爽やかな朝が来て、更に泣けてきたり。
穏やかで優しい空気が流れていて
疲れているときでも、そっと包んでくれる、毛布みたいなアルバムかな。
そして、これはいつもなんだけど、日本語だったら、けっこうクサいかも、
という歌詞が一杯で。でも、キャラのせいで、なんというか、絶妙です。
本編最後のOne Last Danceなんて、ニヤニヤしちゃうなぁ~。
思わず、「避暑地の出来事」を、検索してしまった。
「涙のサンダーロード」も聴いてみたよ(笑)。

トホホで頼りなげだったBDBは、相変わらずロマンチストで
でも、だんだんと、しっかり、強くなってきてる気がする。
