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百鬼夜行 in Tokyo

[ Zepp Tokyo 2001/09/01 ]

”百鬼夜行”とは、「くるり」が主催するオールナイトイベントで、
夜9:00から翌朝にかけて5人のDJと5つのバンドのLiveステージが
交互に行われるものだった。

1FのフロアでLiveを観てDJタイムでは踊る...という人がほとんどなのだが、
今回私達は、2Fの指定席で観ることにした。
(中央よりの前から2列目だった)

スペシャルゲストとして登場するSouthのLiveは予定では3:00amから。
10:00pm頃から入場し、DJや、すでに3つのLiveを観ていた私達は、Southの一つ前の
DJタイムで少し休憩することにし、会場外の廊下に出ていた。
(ここでも、DJの音は良く聴こえていた)

開始予定時刻の20分ぐらい前になって、「そろそろ中に入ろうかなぁ」
と考えていたら、"Dub Remedies"が聴こえてきた。
「あれ、次がSouthだからDJの人がかけてくれたのかしら?(←んな訳ないよね)」
などと呑気に思ってたら、続いて"Broken Head"が聴こえてきた。
「うわ~、もしかしてもう始まってる?」
慌てて、横で寝ていた同行者のSIGを揺り起こし、席へ急いだ。
思ったとうりステージは始まっていて、3人は既に演奏中だし、会場の両脇にあった
スクリーンには「South」の文字が浮かんでいた。
これまで数分程度押し気味だったが、ずっと予定時間通りに進んでいたのに、どうして?
と思ったが、仕方ない。気をとりなおして、ステージに集中する。

まず目に付いたのはジョエルのTシャツ。またあの背中にbapeと書いてある
ドット柄のを着ている。今日は黒いほうだ。
サポートメンバーは一人でキーボード担当者。
ジェイミーはギターを弾きつつ後ろにある機械も操作してて忙しそうだ。

"Broken Head"の演奏が終わり「最初の歌ものは何かな?」
と思っていたら"Keep Close"だった。前回とはセットリストは少し変えてあるようだ。
前に聴いたときも思ったけれど、"Keep Close"はLiveとCDとでは曲の感じが違って
これが、また良い!!
CDの方はあくまでも繊細なイメージなんだけれど、
Liveだと実際のメロディより、わざとハズしてかなりラフに歌われる。たとえば

CD →「あし、ばぃおれ いんこーなー ろぶゆ あい」(普通)
Live→「あし、ばぃおれぇ~いんこーなぁ ろぶゆ、あいぃイェーーィ!!」

という感じだと言えば判っていただけるだろうか?

そして"Paint The Silence"をはさんで次が"I Know What You're Like"。
ジョエルの膝に載せたスライドギターが、後半では、ぽろろん...
とハープのような音がする。弾き方もまるで日本の琴を弾いてるみたいだ。
う~ん、やっぱりカッコ良い。
あと、驚いたのはジェイミーの歌声!
「前日oasisのLiveを観てはしゃぎすぎて風邪ひいちゃってた」という
フジの時も悪くはなかったけれど、今回はその何倍も良いかもしれない。
柔らかな声だけれど、とてもよく通って、ふぁーっと会場全体に広がるようだった。
もしかしてジェイミーの方がジョエルより歌上手いかも(←問題発言?)と思った程だ。

次は"Recovered Now"。
そのあと"Here On IN"がワンフレーズだけジョエルのアカペラで歌われた。
「くるりRemix」の原曲だから、歌ったのかな。

続いてインスト曲"All In For Nothing(Reprise)"。
前半すこし不安定ぽいところもあった3人の演奏だが、このへんでぴったり合って
勢いを感じるようになってきた。
たしか、この曲ではブレッドはドラムからベースに担当が変わってた。
動きまわりながら弾くジョエルとは又違った弾き方だ。
手を低く下ろし、下向きかげんに一生懸命弾いてる。
そしてそのままノンストップでジョエルの歌がのる"All In For Nothing"へと移行した。

会場は、、、おそらく半分以上はBack Drop Bombのファン、あとはくるりなどのファン
などで占められていると思われ多分「South?どこの外人さんかしら」と思ってる人が
大多数だと思う。(ちなみに1Fはずっと人がぎっしり詰まっていた)
だから、さすがに「全体に高揚してる感じ」にはならなかったけれど、
1Fの前よりの方では曲に合わせて手拍子していたり、暖かい雰囲気だった。
で、2F席の方は...
これも半分以上、背中に「NEVER」と書かれたTシャツを着たBDBファンで
すでにBDBは終わったこともあり休憩モードに入っている人多数。
しかし、私達は構わず大声援を送った。「ひゅ~!!!」
2Fでも後ろの方のー部ではけっこう盛り上がってた人もいたようだった。

ラスト曲の前にジョエルから「くるり」とそのイベントに対してお礼のMCがあった。

最後は"If Dolphins Were Junkies"!!
曲の始まりから、マーチ風のリズムにわくわくするが、
中間部分のベースの音量がひときわ大きくなるところが最も好きだ。
ブレッドのドラムとサポートの人のキーボードはずっと鳴りつづけているのだが
ベースとギターは、鳴らさないところがある。
ジェイミーとジョエルが手の空いたときに交互に会場に向かって手拍子するので、
それにつられて会場からも、約半数ぐらいからかな?大きな手拍子が起こる。
あと、ジョエルが両足を大きく広げて、ぴょんぴょん跳ねながら熱演している様子にも
目を奪われる。短い栗毛?の頭を下向きにぶんぶん振ってるとこが特に可愛い。
最後の曲としてぴったりだと思う。

ジョエルが「ありがとー、またすぐに会おう!!」と言って去っていき
Liveが終了した。

Live時間は確か30分ちょっとで、フジより少し短く曲数も少なかった。
しかし、最初(スケジュールが発表になる前)は「ゲストなので2~3曲演って終わりかも」
と思ってたので、大満足だった。
「『すぐに』って言ってたから、またあるのかなぁ、Live♪」とSIGに言ったら
「大阪や神戸のことじゃないの?彼らにとっては何処でも日本ということでは
一緒だからねぇ」だって。
そ、そうか。。。

でも、また東京で公演があったら観たいなぁ。こんどは是非単独で!!

◆セットリスト

Opening - Dub Remedies
Broken Head I~II
Keep Close
Paint The Silence
I Know What You're Like
Recovered Now
Here On IN(ワンフレーズのみ)
All In For Nothing(Reprise)
All In For Nothing
If Dolphins Were Junkies


◆◆追記

この日のトリはもちろん「くるり」だった。
Southのメンバーは2Fの関係者しか入れないスペースで、他の関係者と思われる方
数人と一緒に立って「くるり」の演奏を観ていた。
曲にあわせて手拍子したり、体をゆすったり、楽しそうだった。
私の席からは、すごく背が高いコが、缶ビール(だと思う)飲みながら
観ているのが見えて、「あ、ジェイミーがいる!!」と、ずっと気になってしまった。
あとの2人は暗くてよく判らなかったけれど。
でもイベント終了後、1Fの方達に気付かれて、手を振っていた。


他のゲストのバンドと「くるり」のLiveの時間の長さはほとんど変わらなかった。
この水平な感覚が嬉しい。
それに「くるり」はこのLive以前に(ラジオかな?)自分の番組でもSouthの曲をかけてたそうだ。
「くるり」、いい人達だ~。
Liveも初めて観たけれどとても演奏上手だった。
わりとハードな演奏とは対照的に、歌はゆらゆらモードでほんわかした、楽しいLiveだった。

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